intentions2

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Media Art, Installation, 2015

自然と人との新たなインタラクション。
人の気配を感じることで、唯一無二な振る舞いをする。
人工的な装置に自然現象による振る舞い・反応を取り込むことで、今までにない感覚を喚起する。

人が近づくことで、羽が一斉に動き出します。その振る舞いと音でゾクッとする感じや気持ち良さなどの感覚を呼び起こします。人工的な装置に自然や生物の見た目や振る舞い・反応を取り込むことで、今までにない感覚を喚起させることが出来るのではないかと考えました。この作品では、まるで木々に生い茂る無数の葉や整列された稲穂が人の気配に反応し、まるで意思を持ったかのように一斉に動き始めた時のような感覚を体験できます。近づくだけでなく歩く・手をかざすなどの行為により、波が立つ・模様が出来るなど様々な動きが起こり、装置と対峙することができます。また、見ているだけでも楽しむことが出来、全体を様々なパターンで変化させることで迫力や美しさを作りだします。

本体の構造は木枠でできており、壁面と羽は紙製です。羽は全部で2100枚あり、一枚一枚切って、折って、吊るして、とすべて手作りで制作しました。作品の質感や羽の摩擦音などを出すため、素材として紙を選んでいます。形や折り方を工夫することで理想の質感と構造を生み出しています。また繊細なハンガーを作って一枚一枚の羽を吊るすことで、自然な揺らぎが起こるようにしました。その羽を機械的に一斉に動かすことで、人の感覚に触れる動きを演出しています。

作品の仕組みですが、赤外線センサーを使っていて、人を感知すると羽が動きます。フレームには羽を動かすためのサーボモーターが設置してあります。サーボモーターの回転運動をクランクという機構を用い往復運動に変換しています。その際に必要な部品を3Dプリンターを用い制作しました。

羽の動きを制御するのにはArduinoというマイコンを使用しています。羽はサーボモーターによってユニットごとに左右に動きます。その動きは、プログラムによって制御しています。プログラムはいくつかのパターンを組んでいて、近づくだけでなく、歩く、手をかざすなどの行為により、波が立つ、模様ができるなどさまざまな動きをつけています。全体をさまざまなパターンで変化させることで迫力や美しさを出すようにしました。

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Credit

MEDIA design Lab.

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